エコアクション通信 2019年

月に1回のペースで、従業員のエコに対する意識の向上のために『エコアクション通信』を発行しています。その内容をご紹介します。

*著作権等への対応で、参考元を表示し、写真や図などは割愛(社内発行分には掲載)させていただいています。

12月発行号 「プラスチックでもビニールでもない天然のラップ」

ミツバチの巣から採取したみつろうをベースに、オイルをたっぷりとオーガニックコットンの生地にしみこませて作られた天然ラップ。これからの廃プラスチックを減らすために期待の製品。

原料を全て植物由来の天然素材のみを使用して、抗菌性や天然の保存性があるため、食品の鮮度の持ちがよくなるそうです。原産はオーストラリアだそうですが、日本でも広めていきたいと、岐阜の業者が国産で作り出した物もあります。

用途としては、野菜の切り口に巻いたり、パンを包んだり、食材の残ったお皿の蓋とし手も使えるそうです。しかも、洗って何回も使用できるので(おおよそ1年くらい)ごみの減量にもなります。色やデザインも多種多様でキッチンが華やかになるかも。

皆さんも、プラスチックごみ減量のため、取り入れてみてはいかがでしょうか。


※岐阜メーカー商品「aco wrap」      ※オンラインショップもありますよ。
※輸入商品「Bee Eco」 取り扱い店「aozora」岡山市南区浜野

11月発行号 「アディダスが海の課題解決のために!スポーツの力で海を守る『adidas x PARLEY』」

スポーツブランドメーカーのアディダスが、海洋プラスチック問題への取り組みで、回収した廃棄プラスチックをリサイクルした素材で、シューズのアッパー部分を作り、製品化しているそうです。シューズだけでなく、ウェアもリサイクルポリエステルで作られ、2024年までに、全ての製品をリサイクルポリエステルに移行することを目指しているそうです。

リサイクル製品は、どうしてもコストがかさみ、値段が高くなるそうですが、この理念に共感した方々が、この製品を購入し、環境保全に協力をしているとのこと。

プラスチックごみを減らすということも大切ですが、今あるプラスチックごみを減らすにはどうすればよいのか?何か私たちのお仕事で出来ることがないか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

(出典:環境省HP)

10月発行号  「キットカットの外装も」

ネスレのチョコレート菓子、「キットカット」は皆さんご存知かと思います。この「キットカット」の大袋タイプの外装がプラスチックから紙に変わるそうです。

この切替は、近年問題になっているプラスチックによる海洋汚染(以前にお伝えしたマイクロプラスチックのことです)に対応するための活動だそうです。包装紙をプラスチックから紙へと変更することで、プラスチックのゴミを減らし、河川や海洋汚染の原因を減らしていこうということです。

私たちでもできるプラスチック使用を減らす活動と言えば、買い物の時にはマイバッグを使い、ペットボトル製品の購入を減らして、紙パック製品への切り替えや、マイボトルの使用などではないでしょうか。皆さんも出来ることから取り組んで、河川や海洋汚染を減らしていくよう、活動してみませんか。

(出典:ネスレHP)